『何ごとにつけても、希望するのは絶望するよりもよい。可能なものの限界をはかることは、誰にもできないのだから。 ゲーテ『ゲーテ選集〈第5巻〉トルクットー・タッソー/兄妹」(創元社)』
人生に不可能はない。
希望はあると思っていたいと考えています。
自分が不運に見舞われているとか、上手く行くはずがないという考え方に支配されると、一歩も動かずに絶望の淵に立たされた気になる時があります。
人生の負けが確定した訳でも無いのにです。
このフレーズでは、そのようなマインドを見つめ直すようにとの示唆に富んでいます。
若さには、限界突破できそうなエネルギーに、満ちあふれているように感じます。
ある程度の年齢になると、一歩踏み出す前から、あちらこちらに、リミットを設定しだしたりします。
それは、自分の経験値から、ダメだったリストをたどり、その先に良からぬ結果があると思い込んでしまうことが一因として考えられます。臆病風が吹くのです。
その時、要素の組み合わせがどうだったかまでの分析がなされていないケースも多いのではないでしょうか。
もしかすると、過去の思わしくない結果は、要素の組み替えによって、異なる結果に繋がる可能性があるかも知れませんね。
決断力、行動力も大切ですが、結果を検証するステップも大切だと考えています。
「アレもダメ」「これもダメ」という口グセがあるならば、どうしてダメだったのかを検証してみたいですね。
どこかに、限界突破する突破口が見つかるかも知れませんからね。
ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ(Johann Wolfgang von Goethe[注釈 1]、1749年8月28日 - 1832年3月22日[1])は、ドイツの詩人、劇作家、小説家、自然科学者、博学者(色彩論、形態学、生物学、地質学、自然哲学、汎神論)、政治家、法律家。ドイツを代表する文豪であり、小説『若きウェルテルの悩み』『ヴィルヘルム・マイスターの修業時代』、叙事詩『ヘルマンとドロテーア』、詩劇『ファウスト』など広い分野で重要な作品を残した。