永遠の幸福マインドで今ココを生きる diary

肉体的せかいのおわりを乗りこえる方法 幸福を科学ではなく実感するチャレンジ イエスをメシアと信じることから始まる平安体験の探求と気づきメモ by Davi Blackstone

天からの宣言 前半 シオンの山上の14万4千人など ヨハネの黙示録14:1-8

『1 また私は見た。すると見よ、子羊がシオンの山の上に立っていた。また、子羊とともに十四万四千人の人たちがいて、その額には子羊の名と、子羊の父の名が記されていた。
2 また、私は天からの声を聞いた。それは大水のとどろきのようであり、激しい雷鳴のようでもあった。しかも、私が聞いたその声は、竪琴を弾く人たちが竪琴に合わせて歌う声のようであった。
3 彼らは御座の前と、四つの生き物および長老たちの前で、新しい歌を歌った。しかし、地上から贖われた十四万四千人のほかは、この歌を学ぶことができなかった。
4 この人たちは、女に触れて汚れたことがない者たちで、童貞である。彼らは、子羊が行く所、どこにでもついて行く。彼らは、神と子羊に献げられる初穂として、人々の中から贖い出されたのである。
5 彼らの口には偽りが見出されなかった。彼らは傷のない者たちである。
6 また私は、もう一人の御使いが中天を飛ぶのを見た。彼は地に住む人々、すなわち、あらゆる国民、部族、言語、民族に宣べ伝えるために、永遠の福音を携えていた。
7 彼は大声で言った。「神を恐れよ。神に栄光を帰せよ。神のさばきの時が来たからだ。天と地と海と水の源を創造した方を礼拝せよ。」
8 また、その御使いの後にもう一人、第二の御使いが来て言った。「倒れた、倒れた、大バビロンが。御怒りを招く淫行のぶどう酒を、すべての国々の民に飲ませた都が。」 ヨハネの黙示録14:1-8新改訳2017』

今回のテーマは、「シオンの山の上の144,000人(1~5節)」、「永遠の福音(6~7節)」、「バビロンの崩壊(8節)」です。

ヨハネの黙示録14章1節で、ヨハネが見せられている光景は、キリストの再臨後の状況です。

これは、神の約束は必ず成就するということを保証するため、将来起こる事(この幻は、キリストの再臨後に成就する千年王国の先取り)を、今起こっていることと見なすヘブル的手法なのです。

時系列では、「キリストの再臨」が起こるのは、ヨハネの黙示録19章です。

その光景は、「子羊と144,000人のユダヤ人たちがシオンの山の上に立っている」というものでした。

子羊は、神の子羊エスのことで、144,000人は、全世界に福音を伝えたユダヤ人たちです。この舞台の「シオンの山」は、文字通り、地上のエルサレムにある山です。

144,000人の額にある「しるし」は、彼らを迫害から守るためのものでした。ヨハネの黙示録7章3-4節では、「印」と呼ばれていました。ここでは、「子羊の名と、子羊の父の名」と、より詳細に啓示されています。

彼らは、大患難時代の終わりの時点でも生きています。そして、キリストの再臨後、そのまま千年王国に入るように招かれます。

そのようにして、偽の三位一体の試みは失敗に終わるのです。

ここで、第一の宣言が聞こえ、「大水のとどろきのようであり、激しい雷鳴のよう」と絵画的に描写されています。

「彼らは御座の前と、四つの生き物および長老たちの前で、新しい歌を歌った。」とあるのは、神の恵みと勝利を称える歌です。御座の前で144,000人が大合唱するのです。これは、大患難時代の全期間を通過した彼らは、その歌の意味が分かっているので、信仰者と言えども理解不能な要素があるようです。144,000人以外にも、大患難時代の終わりに地上に存在する聖徒たちがいます。

創造主である神【主】に特別な任務を与えられた彼らは独身で神に仕え、神への奉仕に集中する事ができます。また、彼らは、「子羊が行く所、どこにでもついて行く。」と記されるほど、主イエスに忠実に歩んだ人たちです。

彼らが、「初穂」と言われているのは、それに続く人たちがいるということを示しています。この144,000人は、大患難時代の始まりに救われます。そして、イスラエル民族は、大患難時代の最後に救われます。さらに、大患難時代の途中で救われるユダヤ人たちもいますから、その先頭に立つという意味ですね。

「彼らの口には偽りが見出されなかった。」とは、大患難時代には、偽りの情報が拡散するけれども、彼らは、真実だけを宣べ伝えると言うことを意味しています。

また、「彼らは傷のない者たちである。」とあるのは、外側にも内側にも汚れがなかったと言うことを意味しています。

第二の宣言の内容は、悔い改めへの招きです。

ヨハネは、もうひとりの天使が中天(第一の天)を全世界に住む人たちに直接語りかけるため飛ぶのを見せられます。

天使は、「永遠の福音」を携えていました。「永遠に変わることのない」また「永遠の結果をもたらす」メッセージで、福音(グッドニュース)です。大患難時代に地上に住む人たちが、もう一度福音を聞く機会が与えられるのです。

その内容は、「神の最後の裁きがすぐにでも下ろうとしているので、神に立ち返るように」という内容で、「信仰者のあるべき姿は、神を恐れ、神をあがめることである。」という転身への誘導です。

『5 恐れなければならない方を、あなたがたに教えてあげましょう。殺した後で、ゲヘナに投げ込む権威を持っておられる方を恐れなさい。そうです。あなたがたに言います。この方を恐れなさい。 ルカ12:5新改訳2017』

創造主である神【主】に被造された人間は、「天と地と海と水の源を創造した方を拝むことであると言うことです。【主】は、誰にとっても「天の父」なのです。

第三の宣言は、バビロンの崩壊(8節)の預言です。それは、第二の天使によってもたらされます。

バビロンは、神への冒涜と不道徳を象徴する町です。歴史的に見ても、【主】に対する反抗が繰り返されてきた地域です。再建されるバビロンは、反キリストが支配する世界の政治的中心地となります。

この箇所では、バビロンが擬人法で、誘惑する女として描写されています。その理由は、人々を不品行に導いた張本人だからです。

大バビロン崩壊の預言は、ヨハネの黙示録17~18章のテーマです。「倒れた」が繰り返されているのは、それが確実であるという意味であり、これは、大患難時代を通過するようになる聖徒たちへの励ましでなのです。

いつの時代にも、反抗する人たちへの転身のススメと、信仰者への励ましがあります。それでも、反抗する人たちが転身するのは、極々少数なのです。

それでも、福音(グッドニュース)は 使命を帯びた人たちによって、語り継がれていくのです。