永遠の幸福マインドで今ココを生きる diary

肉体的せかいのおわりを乗りこえる方法 幸福を科学ではなく実感するチャレンジ イエスをメシアと信じることから始まる平安体験の探求と気づきメモ by Davi Blackstone

老木が一番な理由 フランシス・ベーコン

『燃やすに一番いいのは老木、のむには古酒、信頼するには古友、読むには古い著者。 フランシス・ベーコン

「老いる」は、ある人にとってはネガティブワードです。

しかし、良い要素もふんだんにあるようですね。

このフレーズでは、焚き火にくべるのは「老木」だと言うところからはじまります。

寒い冬の一つの憧れは、薪ストーブです。家全体に行き渡るように工夫すれば、一台だけで温かい冬を乗り切れるのです。

しかし、立地や薪のコストなどで、実現が難しいとも聞きます。

何よりも、この薪は、冬に備えて薪割りをして、乾燥をさせて、備蓄しておく必要があります。

このマメさがないと、維持できないのですね。

老木は、太い幹をイメージさせますし、枯れ木をも連想します。樹木としての役割を終えた後に、薪として暖かさを供給してくれるのは、本当に有難いことですね。

高齢化社会ですが、社会にぬくもりを供給する役割を担って下さる方々に敬意を表します。

また、このフレーズは、「古酒」「古友」「古い著者」と紹介が続きます。

確かに古ければ、何でも良いというわけではありません。

しかし、「古酒」は味わいにおいても、それ自体が持つヒストリーも含めて、珍重されています。ビンテージものは、高価に取引されると聞きますね。

また、「古友」は、お互いを知りながら、お互いを見えない棒で支えているようなイメージがあり、何も語らずとも、お互いの存在を確認できる不思議な関係性です。

さらに、「古い著者」については、いくつもの時代を超えて、人間についての理解や思想、哲学などについても、含蓄を感じられるという評価があります。

「古書」の希少性だけではなく、人間が、文明の発達によって、過去などなくても平気なように振る舞っている現代社会に、サバイバル人生を生き抜くための人間力を示してくれるような一面を感じます。「古書」でも、「聖書(Holy Bible)」は、特異な存在だと私は考えています。

現代社会から、文明の利器と言われる「スマホ」「パソコン」「インターネット」などが使えなくなっても大丈夫? そのような問いかけを受けているように感じられます。

自分になじむ何かを宝物として、身近においておきたいと感じるフレーズです。

初代セント・オールバン(ズ)子爵フランシス・ベーコン(英: Francis Bacon, 1st Viscount St Alban(s), PC, QC、1561年1月22日 - 1626年4月9日[1])は、イギリスの哲学者、神学者、法学者、政治家、貴族である。イングランド近世(ルネサンス期、テューダー朝(エリザベス朝)からステュアート朝)の人物。イギリス経験主義の祖。
「知識は力なり」(Ipsa scientia potestas est)の名言や、「イドラ」の概念で有名。

ja.wikipedia.org