永遠の幸福マインドで今ココを生きる diary

肉体的せかいのおわりを乗りこえる方法 幸福を科学ではなく実感するチャレンジ イエスをメシアと信じることから始まる平安体験の探求と気づきメモ by Davi Blackstone

気がつけば奴隷になっていた

21世紀の世界には、約4000万人の奴隷がいて、そのうち約2500万人が強制労働を強いられているという報告があります。

その中には、「カカオ」「コバルト」「石けん」などの生産過程での強制労働や児童労働が問題視されています。

カカオは、チョコレート生産には必要不可欠です。南米や西アフリカで、児童労働によってカカオが生産され、欧州のチョコレートメーカーでチョコレート菓子に加工され、アメリカの市場で消費されるというルートです。

コバルトは、バッテリーに必要な物質で、中央アフリカで児童労働によって採掘され、中国の工場で精製し電池を生産し、電気自動車に組み込みアメリカ市場で消費されます。

石けんは、マレーシアやインドネシアで世界のパーム油の大半を生産し、その中には、児童労働や強制労働も含まれ、欧州で石けんに加工され、アメリカの市場で消費されています。

これは、アメリカ合衆国労働省発行「児童労働または強制労働によって生産されたリスト2020」に報告されている内容です。

ですから、アメリカに限らず、世界に広がる現状なのでしょうね。

現代的形態の奴隷制は、強制労働、人身取引、債務労働、児童労働と奴隷制、強制結婚・児童婚、世襲による奴隷制、家事労働と奴隷制サプライチェーンにおける奴隷制などが提起されています。

劣悪な環境下で、健康を害しながら、強制的に働かされている人が解放されるように願います。

日常生活の中で事情を知らずに、そのような犠牲のもとで生産されている物を選んでしまっているかも知れませんね。

どこをどのように是正していくのかは、それぞれの権限の範囲内で改善され、変わっていって欲しいですが、人間の歴史を見ると、奴隷文化は根強いですから道のりは長そうです。

しかし、その様な劣悪な環境にいなくても、知らない間に、奴隷化されている状況があります。

それは、「スマホ」です。また「ゲーム」や「テレビ」などもですね。

あるいは、「グルメ」「スイーツ」などもあります。

いわゆる「沼エリア」で、依存症と隣り合わせの領域です。

スマホに限らず、インターネットの動画サービスなども、ついついダラダラ見をしてしまいやすく、依存症予備軍ですね。

また、漢字を書く機会が減り、書こうとする度に、スマホに頼っています。何かを調べるのも「スマホ」ですから、インターネットが遮断されたら、かなりの行動を制限されることになるでしょうね。

ウカウカしていると、自分自身が「奴隷化」されていることさえ忘れてしまいますから、肝に銘じて、気をつけたいと考えています。


参考資料:現代的形態の奴隷制~存続し変化する21世紀の人権問題~ 編集・発行 反差別国際運動(IMADR)