永遠の幸福マインドで今ココを生きる diary

肉体的せかいのおわりを乗りこえる方法 幸福を科学ではなく実感するチャレンジ イエスをメシアと信じることから始まる平安体験の探求と気づきメモ by Davi Blackstone

働き方の進歩 松下幸之助

『人より一時間、よけいに働くことは尊い。努力である。勤勉である。だが、今までよりも一時間少なく働いて、今まで以上の成果をあげることも、また尊い。そこに人間の働き方の進歩があるのではないか。 松下幸之助』「道をひらく」(PHP研究所

勤勉と効率を折り込んだフレーズは、非常にわかりやすいですね。

父が米相場で失敗したという商才が無かったと言うのですが、松下幸之助氏は丁稚などを経て、経営者として大きな結果を残しました。

その背景には、このフレーズのような発想が、あったのだと推察します。

勤勉に働くことの大切さは言うまでもありません。しかし、努力も大切と説いています。

一方、労働時間を増やせば良いのかという方向性に対しては、効率を上げて時間短縮するという考え方を説いています。

松下幸之助氏は、社員と以下のようなやり取りをしたそうです。

幸之助が社員の一人に「幽霊は、なぜ怖いかわかるか」と聞いたことがある。社員が「足がないからです」と答えると、「そうや。足がないということは、それが何者やら実体がわからないから怖いのや。経営でも、実体が見えないと怖いで。何が起こるかわからないから」と応じた。幸之助は「見えないものを見えるようにするのが経営だ」とした。そのためには「自分でわかるまで考えよ」「現場に出よ」と勧めたという

実体が見えないと怖い、その理由は、何が起きるかわからないからと言うのです。見えない見えるようにする工夫を指示し、自分で考えて、現場を大切にと説いたと言います。

現場百回は、まるで、事件捜査の刑事のようですが、正体を見るためには、必要不可欠な要素なのでしょう。

見えた所から糸口をつかみ、技術力の向上と、効率化へとの道が開かれて行くのですね。

「人間の働き方の進歩」は、どこまで可能性があるのでしょうか?

AIに仕事を奪われそうな時代に生きる人間としては、工夫のしどころなのでしょうね。

世の中から、職人が消えつつありますが、「職人魂」を継承して、自分なりに考えて工夫しながら、進歩していきたいと考えています。

 

松下 幸之助(まつした こうのすけ、1894年〈明治27年〉11月27日 - 1989年〈平成元年〉4月27日)は、日本の実業家、発明家、著述家。位階は正三位パナソニックホールディングス(旧社名:松下電気器具製作所、松下電器製作所、松下電器産業)を一代で築き上げた経営者である[2]。異名は「経営の神様」。椿大神社の「松下幸之助社」 では祭神として祀られる[3]。その他、PHP研究所を設立して倫理教育や出版活動に乗り出した。さらに晩年は松下政経塾を立ち上げ、政治家の育成にも意を注いだ。

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