永遠の幸福マインドで今ココを生きる diary

肉体的せかいのおわりを乗りこえる方法 幸福を科学ではなく実感するチャレンジ イエスをメシアと信じることから始まる平安体験の探求と気づきメモ by Davi Blackstone

男女同権とは 太宰治

『「男女同権」とは、男の地位が女の地位まで上がったことなのです。 太宰治

男女同権というのは、「不思議な言葉だなあ」と感じています。

人間は、一人一人対等ですから、それぞれが同権のはずですよね。でも、実際の権利や権限には、すごい開きを感じます。

委任という手続きもありますし、権利放棄という選択もあります。

でも、多いのが抑圧による権利侵害なのかも知れません。

民主的な決定を装いながら、不正をしているという重大な権利侵害が横行しています。

家庭の中でも、実際の権力者には、歯が立たないという状況もあるのでしょうね。

そもそも、男性が虚勢をはっていても、本当のところはガッチリと握られているという状況もありますね。

大きな身体に成長した男性でも、母親には逆らえないという一面もあります。

ある格闘家の話ですが、屈強な男性であっても最も弱く見える女性に、全く歯が立たないと言っていました。その理由は、体力や体格差が歴然としていても、女性という存在の前には、為す術がないのだそうです。その女性の涙を見ないように振る舞わないと男性側が耐えられないのでしょうね。

これを考えると、現実的には、女性の方が優位に立っているのかも知れません。

ですから、冒頭のフレーズは、「男の地位が女の地位まで上がった」ところが、「男女同権」なのだと言うのは、その通りなのでしょうね。

「亭主関白」という言葉も誤用されがちですが、関白の上には「天皇」がいますから、それは、パートナーである対象なのですね。関白は、官職の最高位ですが、天皇の補佐役に過ぎないのですから。

人間が対等であるというのは、いつの時代でも様々な課題があるように感じます。

それらは、当事者間である程度の地ならしがなされて、良好な環境を構築できる人は幸せですね。

太宰治は、波瀾万丈な人生を過ごしたという印象が強いのですが、本当のところ彼の心中はどうだったのでしょうね。波瀾万丈の度合いは、かなりの開きがあるとしても、人間には、同じような「心の傷」があり、小説などの作品を介して、共感が生まれたり、新体験ができるというのが読書の楽しみ方のようです。

倫理的な「箱入り」の人生を過ごすことを余儀なくされている人々も多いですが、誰にも見せないウラの人生には、かなりの「ヒ・ミ・ツ」があったりします。それらは、犯罪でもない限り、露呈することがなく、プライベートというベールに包まれています。自分なりの誰も傷つかないストレス発散でバランスを整えたいですね。

太宰 治(だざい おさむ、1909年〈明治42年〉6月19日 - 1948年〈昭和23年〉6月13日)は、日本の小説家。本名は津島 修治 。 左翼活動での挫折後、自殺未遂や薬物中毒を繰り返しながらも、第二次世界大戦前から戦後にかけて作品を次々に発表。主な作品に『走れメロス』『津軽』『お伽草紙』『人間失格』がある。没落した華族の女を主人公にした『斜陽』はベストセラーとなる。

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関白(かんぱく)は、成人の天皇を補佐する官職である。令外官であり、また、実質上の公家の最高位であった。敬称は殿下。

関白 - Wikipedia