永遠の幸福マインドで今ココを生きる diary

肉体的せかいのおわりを乗りこえる方法 幸福を科学ではなく実感するチャレンジ イエスをメシアと信じることから始まる平安体験の探求と気づきメモ by Davi Blackstone

動けない状態が「悪」ではない 正常な防衛本能の表れの一面

山登りの経験が長い人から聞いた話です。

「身動きがとれない状態だと判断したら、とにかく、ムダにジタバタしないこと」

人間がコントロールできない自然にあふれた山には、楽しみと同時に多くのキケンも潜んでいます。

そのキケンに、突然、取り囲まれる事があるそうです。

その様な時に備える装備と心構えが必要になります。

落雷や落石、土砂崩れ、春先なら雪崩、そして、天候の変化などです。

また、道を間違い、遭難したり、予想外のケガということもあります。

教訓は「ムダにジタバタしないこと」ですから、身の安全を最大限確保したら、ジッとキケンが過ぎ去るのを待つのですね。

不登校などの時でも、最優先課題は、いのちを守るコトです。

動けない状態は、正常な防衛本能の表れの一面ですから、そこが、安全ならば身を守るコトができるのではないでしょうか?

人間は、パニックに陥ると、いのち惜しさに、ムダに動き回ってエネルギーを消耗してしまう事があります。

不登校の場合、身動きがとれない状態の本人と、パニック状態でなんとか引きずってでも、変化を見たいと考える周囲の組み合わせが多いですね。

それは、動けない状態が「悪」だと考えているからでしょうね。

それも含めて、本人の状態を理解していく事が大切なようです。

不登校とは、話がそれますが、非行と自殺について興味深いデータがありました。

近年は非行件数は低くなっているけれど、自殺件数が異常に増えているというものです。

それを眺めながら、「グレても生きている方が健全なのかも」と呟いていました。

その背景は、日本が黒い霧に包まれているような状況に端を発しています。

「子どもうつ: 1割~2割」「子ども幸福度: 世界ワースト2位」「不登校の要因の1位:「無気力」」というような現象に現れています。

これらを考えれば、「引きこもっても、グレても、いのちがあれば丸儲け」という発想の転換をしない限り、いのちを守る行動がとれなくなっていくのかも知れません。

何がどうあっても、生き抜ける世の中であって欲しいと願うばかりです。