永遠の幸福マインドで今ココを生きる diary

肉体的せかいのおわりを乗りこえる方法 幸福を科学ではなく実感するチャレンジ イエスをメシアと信じることから始まる平安体験の探求と気づきメモ by Davi Blackstone

誰でも会えば善い人に見える 夏目漱石

『鋳型に入れたような悪人は世の中にあるはずがありませんよ。平生はみんな善人なんです、少なくともみんな普通の人間なんです。それが、いざという間際に、急に悪人に変るんだから恐ろしいのです。 夏目漱石

「あいさつもするし、いい人でしたよ」というのが、何かの事件で逮捕された人への周囲で生活していた人たちの評価です。

人間は、一般的に「普通」と言うよりも、「普通を装っている」のかも知れませんね。

ある経営者は、「あの人は、私はイヤでもないけれど、経営者の中では嫌われているね」ということをポロッと言っていたのが印象的でした。

また、「人間は、基本的に会えばイイ人」という印象なのだそうです。

でも、「悪人顔」というイメージもあり、本人の責任ではありませんが、イメージ先行という状態が起きることもあります。

悪人顔とされる特徴は「目がつり上がっている」「眉間にシワが寄っている」「目が笑っていない」
「クールに見える」「顔が歪んでいる」「目つきが悪い」「口角が下がっている」などが指摘されます。

自分で、この特徴を回避できると印象は変わるのかも知れませんね。

人間のほとんどの要素は「善人」ではあるけれど、何かをきっかけに「悪人」が登場するというパターンですね。

これは、外見ではなく、本性の部分ですね。

そうならざるを得ない事情がその様にさせるのでしょうか?

「君子豹変す」という、あれですね。

さっきまで、雲一つ無いような快晴だったのに、「一天にわかにかき曇り」、嵐が到来するというイメージです。

できるだけ良好な人間関係を保ちたいですから、お互いに気をつけたいものです。

自分の中の「悪人」を覆い隠せるような、心のゆとりを大切にしたいと考えています。

 

夏目 漱石(なつめ そうせき、1867年2月9日〈慶応3年1月5日〉 - 1916年〈大正5年〉12月9日)は、日本の教師・小説家・評論家・英文学者・俳人。本名は夏目 金之助(なつめ きんのすけ)。俳号は愚陀仏。明治末期から大正初期にかけて活躍し、今日通用する言文一致の現代書き言葉を作った近代日本文学の文豪の一人。
代表作は『吾輩は猫である』『坊つちやん』『三四郎』『それから』『こゝろ』『明暗』など。明治の文豪として日本の千円紙幣の肖像にもなった。

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「こころ」(新潮社)