永遠の幸福マインドで今ココを生きる diary

肉体的せかいのおわりを乗りこえる方法 幸福を科学ではなく実感するチャレンジ イエスをメシアと信じることから始まる平安体験の探求と気づきメモ by Davi Blackstone

レイヤーを解明するのは困難 歴史は峰峰のよう

富士山のような山は珍しい形だと言われ、それが魅力で、世界から多くの観光客を集めています。

山と言えば、「山脈」というイメージが強いのだそうです。日本でも、多くの山脈があります。

連峰と言われる山々は、山が何重にも重なっています。水墨画にも描かれる世界ですね。

暖かい季節を迎えて、近くの峰の雪が溶けても、それよりも高い奥の山には、残雪があることもあります。地形から、残雪が「白馬」の形に残ったりする地域もあります。その地域では、その「白馬」が表れると、田植えの準備をするそうです。

人間の歴史も、国々や関係者それぞれを考え出すと、多層になり、複雑な現実が浮き上がります。

現代社会は、絵を描くのもコンピューターを使用します。色合いやパーツの奥行を並べるのに、レイヤーという多層を使いながら、整理していきます。そして、これで良いとなった時に、データを書き出し1枚の絵となるのです。

1枚の絵となってからは、元のデータを参照しない限りは、各レイヤーの境目が判読できにくくなります。

つまり、各レイヤーが歴史の絵巻1枚1枚で、それが多層になっているものを人間は見せられているのです。

最近は、動画や音声の記録を残す時代になりました。

でも、それは、表現の一部の切り取りであり、動機の解明には繋がらないケースが多々あると思います。

刑事ドラマは、奇跡的に犯人に繋がる証拠が見つかり、事件解決になるパターンが多いのですが、現実的には迷宮入り事件が存在します。

それは、政治的にか、誰かの保身のために、事実が歪められていることもあるのだと推察します。

これらを合わせて考えてみても、歴史の解明は容易ではないどころか、不可能に近いということを受け入れざるを得ません。

まあ、自分の中にも解明されたくない黒歴史は存在しますから、無理矢理に歴史の扉はこじ開けないようにした方が無難なのかも知れませんね。

たまに出てくる歴史の「新説」「珍説」が多くの関心を集めるのも、このような背景が影響しているのでしょうか?