永遠の幸福マインドで今ココを生きる diary

肉体的せかいのおわりを乗りこえる方法 幸福を科学ではなく実感するチャレンジ イエスをメシアと信じることから始まる平安体験の探求と気づきメモ by Davi Blackstone

ノアの箱舟の顛末 創世記6:1-10:32

『さて、人が大地の面に増え始め、娘たちが彼らに生まれたとき、神の子らは、人の娘たちが美しいのを見て、それぞれ自分が選んだ者を妻とした。そこで、【主】は言われた。「わたしの霊は、人のうちに永久にとどまることはない。人は肉にすぎないからだ。だから、人の齢は百二十年にしよう。」神の子らが人の娘たちのところに入り、彼らに子ができたそのころ、またその後も、ネフィリムが地にいた。彼らは昔からの勇士であり、名のある者たちであった。【主】は、地上に人の悪が増大し、その心に図ることがみな、いつも悪に傾くのをご覧になった。それで【主】は、地上に人を造ったことを悔やみ、心を痛められた。そして【主】は言われた。「わたしが創造した人を地の面から消し去ろう。人をはじめ、家畜や這うもの、空の鳥に至るまで。わたしは、これらを造ったことを悔やむ。」しかし、ノアは【主】の心にかなっていた。これはノアの歴史である。ノアは正しい人で、彼の世代の中にあって全き人であった。ノアは神とともに歩んだ。
ノアは三人の息子、セム、ハム、ヤフェテを生んだ。地は神の前に堕落し、地は暴虐で満ちていた。神が地をご覧になると、見よ、それは堕落していた。すべての肉なるものが、地上で自分の道を乱していたからである。神はノアに仰せられた。「すべての肉なるものの終わりが、わたしの前に来ようとしている。地は、彼らのゆえに、暴虐で満ちているからだ。見よ、わたしは彼らを地とともに滅ぼし去る。あなたは自分のために、ゴフェルの木で箱舟を造りなさい。箱舟に部屋を作り、内と外にタールを塗りなさい。それを次のようにして造りなさい。箱舟の長さは三百キュビト。幅は五十キュビト。高さは三十キュビト。(創世記6:1-15新改訳2017)』

どうして、ノアが選ばれたのか? それは、彼が創造主である神の言葉を信じる信仰者であり、その態度が「義」とされたからです。

500歳の時に、セム、ハム、ヤペテ(ヤフェテ)が誕生したと記され、大洪水が起きたときに600歳だと記されています。さらに、950歳まで、洪水後に350年生きながらえたのです。

創造主である神の悔やみや痛みの表現は、擬人法が用いられていて、神の本質は悔いることはありません。人間には、そのように見えるということですね。また、創造主である神が人をどのように評価するのかは、「従順」か「不従順」かであり、非常にシンプルです。

どうして、洪水が起きることになったのか?
それは、「神の子」と呼ばれる堕天使達が人間の女性との間で雑婚し、超人(ネフィリム)が誕生していたのです。これは、女の子孫が誕生できないようにするサタンの策略でした。

かつては暁の子と呼ばれていたサタンは天使の3分の1を騙してクーデターにひきづり込み、ともに堕とされました。そして、エデンの園で、エバを騙し、アダム共々「罪」を犯させました。その時に、宣告された自分の将来が「女の子孫」と言われるメシアにかかっていることが示されていました。今度は、女の子孫を誕生させなければ、自分たちは安泰でいられると考えていたのでしょうね。

翻訳の壁があり、ネフィリムジャイアント(巨人)と捉える事もあるのですが、神の子と呼ばれた堕天使と人間の女性から生まれた超人と解釈する方を私は支持しています。

人の悪が増大した根本的なところに、種の壁を超えて雑婚した堕天使と人間の女性、そこから誕生した超人がおり、それらを絶滅させるために地球規模の洪水が必要だったのですね。

洪水での裁きまでの間に、箱舟の建造をする必要がありました。1キュビト45cmで換算すると、長さ135m幅22.5m高さ13.5mです。四万三千トンで、羊だけ入れても13万頭収容できるサイズだそうです。

その期間が、人間に対しても考え方を変えるチャンスとして与えられていたのですが、結局の所、ノアと妻、セムと妻、ハムと妻、ヤペテ(ヤフェテ)と妻の8人が箱舟に乗ることになったのです。

いつの時代でも、チャンスがあっても、それを生かす人は少ないと感じることはありませんか? この局面でもそうでした。

もう一つ、別の裁きも進行していました。それは、堕天使に対してです。彼らは、タータラスという暗闇の穴に幽閉されました。彼らが待っているのは、白い御座の裁きです。それを経て、火の池に投げ込まれるのです。神の子と呼ばれた天使は不自然な性欲は持たないはずなのに、これに関与した堕天使はその線を踏み越えたからです。

この8人から再スタートせざるを得ないほど、人間の悪が増大していたのですね。

そして、創造主である神が設定した種類に従って、鳥、動物、地をはうもの、1つがい(2匹)の動物、きよい動物は7つがいずつ、創造主である神の招集で箱舟に集まってきました。一説には75000種類とされ、箱舟の約60%で収容でき、また、あとの40%で、昆虫や食物、そして、人間の居住空間として使えたのだろうと言われています。ノアは、食料を用意する役割を与えられました。

箱舟には、一年と少し滞在することになるのです。

大洪水は、全世界を水で覆う特別な洪水で、息をする動物と人間を滅ぼすことでした。エラ呼吸ができる魚は含まれていません。

ちょうど、箱舟の中を除いて、地上の様子は、創世記1:2の混沌とした状態にリセットされたのです。水で覆うことは、清めることを意味します。

ノア達を乗せた箱舟は、40日40夜の雨の後、洪水が続き、150日後から水が引き始め、現トルコ領のアララト山(約5000m)の4000m付近に到着することになります。

ノアは、カラスや鳩で、外の様子を探り、箱舟から出るタイミングを探りますが、鳩が生活できる環境になったのを知るのが関の山でした。

ついに、創造主である神から、下船するようにという指令により、箱舟からでました。

まず、ノアは祭壇をつくり、創造主である神に、全焼の捧げ物をした(創世記8:20)と記されています。

この時、箱舟に収容された人間8人から、今の世界人口に増え広がったのですね。「船」という漢字の由来は、ノアの箱舟に8人が乗っていたことに基づいているのですね。

また、生き物も、この時の種類に従って増え広がっていきました。

ノアの箱舟は、世界の裁きと信仰者への救いを表しています。箱舟は、モーセの時にも出てきます。

以前、ソ連の探検隊がノアの方舟を目撃したと騒がれた事がありましたが、それは、見事に情報統制されました。

でも、このような記事もあります。あなたは、どのように考えますか?

「ノアの方舟」確率99.9%で発見と探検チーム、トルコ・アララト山頂 写真3枚 国際ニュース:AFPBB News

アララト山でノアの箱舟を発見? | ナショナルジオグラフィック日本版サイト

 

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