『訓戒を握りしめて、手放すな。それを保て。それはあなたのいのちだから。(箴言4:13新改訳2017)』
一番大切なモノは何でしょうか?
どのような財産・資産よりも自分のいのちではないでしょうか?
人間は、生まれていた時の記憶がありません。胎児の時の記憶が甦ると聞きますが、私にはその経験はありません。
胎児の時には、手を握りしめているそうですね。それは、何か大切な行動なのでしょうね。
大人になってから、手を握るのは、何か目的を持った時でしょうね。
その様な時には、チカラも入ることでしょう。
さて、問題は何を握りしめるのか? ですね。
自分の願望? 欲望? 野望? なのかも知れませんし、自分が築いてきた財産・資産なのかも知れません。
でも、それが自分自身のいのちと引き換えになるのなら有益なのでしょうけれど、実際の所はいかがでしょうか?
誰か、自分が大切に感じていた人の言葉という人もいるでしょう。
そのような言葉は、心の支えに成りますね。時には、それによって、命拾いすることもあるかも知れません。
「訓戒を握りしめて、手放すな」とあるのは、いのちの源「創造主である神(【主】)の訓戒」を指しています。
すべてを造り、すべてのいのちを司っている【主】を知って、自分との関係を確立させることこそ、人生の中で最重要課題なのですね。
それが、永遠の差になるのです。
ですから「それを保て」とも記されているのですね。