『非常に大きな野心のために心を煩わされないならば、たいがいの人間は小さな事では成功するものだ。 ロングフェロー』
「生きているだけで丸儲け」と著明なコメディアンが言っていましたね。
生きているのがキセキという考えている人は、案外、少数派なのかも知れませんね。
私は、「生きているだけで大成功」と考えるようにしています。
実際には、日常の失敗を積み重ねて生きているのですが、生きていると言う事実を大成功という位置づけにしています。
人間は、誘惑に取り囲まれています。
「少年よ大志を抱け」というクラーク氏の激励もありました。
それを胸に多くの人が世界にチャレンジに出かけて行きました。
その方々のチャレンジが今日の繁栄をもたらしている事実は否定できません。
しかし、どれ程の人が、大成功者として評価されているのでしょうか?
自分の信念に忠実に生きて、目標設定がうまく行った人の中で成功者として評価されているのでしょうね。
野心に振り回されたり、心を煩わされたりする事が、成功の妨げになると指摘されていますね。
1800年代にアメリカで活躍したロングフェローですが、ダンテの「神曲」をアメリカではじめて翻訳した詩人として知られているようです。
アメリカンドリームに胸をときめかせている人が多い中で、このようなフレーズを出すのには、非常に勇気が要ることだと考えます。
人生の中で、何を中継地点での目標に設定していくかを示唆されているように感じました。
ネガティブに聞こえる野心にも、健全な野心はあるようです。
自分が取り組みたいことに、どれだけの情熱を注ぐ込むのかを、エネルギーを惜しむことなく冷静に考えて、設定していく習慣は、人生を好転させていく重要な要素なのですね。