ひと昔前なら「陰謀論」、ココ数年なら「フェイクニュース」という言葉が一般的になりました。
多くの人は「この人は本当のことを言っていないな!」と理解しているように感じます。
誰かの利益を守るために、一方的な情報を流し続ければ、「おかしい」と感じる人が増えますね。
日本でも、「大本営発表」というものがありました。
真実とはかけ離れた内容をメディアに伝えさせ続けたのです。
それは、昔も今も変わらないように感じている人も多くなっています。
「陰謀論」という言葉を使うようになったのは、真実の一部が暴露されたために、都合の悪い勢力が、信じないでと聴衆に懇願したような構図ですね。
基本的にマスコミは、経済的なつながりがある集団と利害関係を共有している要素があるので、真実を伝えるという所から、かなり距離がある情報を流している傾向があるように感じます。
最近は、インターネットの急速な普及によって、玉石混交の情報の洪水が発生しています。
この時代には、やはり、自分で調べて、考えて、推理していくという能力が必要不可欠だと感じます。
それをメディアリテラシーというのです。
良いことを聞いたなと思っても、それを何かで自分なりに調べてみるという習慣化が大切ですね。
誰々さんが言っていたとか、公共放送が言っていたとかとしても、どのような情報が出回っているのかを検討していく必要性を感じています。
「テレビは、嘘はつかないだろう」と言っていた人もいましたが、現実的には、宣伝だらけで真実やモラルの欠如だと感じてしまう情報が流布されています。
果たして、自分が何を信じているのかを問われ、試されているように感じています。