「車のバンパーは何のために付いていると思う？」
と聞かれて、戸惑ったことがあります。
ヨーロッパの人は、「縦列駐車の時に、前後に挟まれても、前と後ろの車を押しやって脱出する為だ。」などと言っていました。
かつては、そのような時代もあったのでしょうけれど、今の時代の車は、その様なことをしてしまうと、車にとって致命的な故障に至ることがあるのでご用心です。
でも、動画のような装置が付いていれば、ギリギリのスペースでも、縦列駐車が簡単にできそうです。
最近は、船でもよく似た装置があって、岸壁の着岸や離岸の時にスムーズな動きができるので、重宝しているそうです。
この動画の話ですが、どのように駐車スペースに入ったのかは分かりませんが、後ろを持ち上げるようにして、第5の車輪？を出して、後ろの車を避けられる角度まで姿勢を変えているのですね。
キャスター付きの油圧ジャッキがあれば同様なことはできそうですね。
しかし、動画では、運転席から降りること無くコントロールできているようです。
街中の駐車スペースが限られている地域では、このような機構は大歓迎されるでしょうね。
この装置による不思議な事故も起きてしまうかも知れませんが、知らない人にとっては想定外の動きが注目を集めることでしょうね。
