『ミステークはしばしば最上の教師である。 フロード』
私は、ミステークをした事がないという人は、何もしていないか、それとも、ミステークの存在に気付いていないか、責任を他人に押し付けているかの何れかでしょうね。
極論すると、人生の経験や体験の大半がミステークなのかも知れませんね。
「ミステーク＝失敗をしてはいけない」とか「失敗をしたら終わり」などというフレーズが口癖の環境に身を置いていたのなら、失敗が即死をイメージしますから、何としてでも無かったことにしたくなりますね。
でも、とても保護者に見せられないような成績表をシュレッダーにかけても、成績が消えないように、ミステークは実際には無くなりません。
証拠隠滅しようとすればするほど、自分の意識下で鮮明になっていくのです。
それならば、いっそのこと逆の作戦をした方が、有益になるのではないでしょうか？
それが、「ミステークを最上の教師にする」ということのようですね。
人生は、トライアンドエラーの繰り返しです。
スルスルッとたどり着く成功は、案外、砂上の楼閣のように脆いのかも知れませんね。
最上の教師に取り囲まれていた方が、土台が強固になっていく可能性がありますね。
動機や取り組み、環境条件、メンバー、そして、運なども精査して、次の取り組みをどのようにするかを考えていく必要があります。
これを楽しめるくらいのマインドをもって、育んでいきたいですね。
