大泣きしてお菓子ゲットする子どもを見かけることがあります。
これは、間違った成功体験を認めてしまうことになります。
繰り返されると、その間違った成功体験が、さらに強化されてしまいます。
これと対峙する保護者(母親のケースが多い)には、忍耐やスルーする力、そして、図太い神経が求められます。
周囲に迷惑がかかるとか、はやく泣き止ませたいとか、逃避したい理由は、次から次へと浮かんでくるとは思います。
しかし、子どもの将来のためと思って、心を鬼にして臨んで欲しいです。
これは、お菓子売り場に限らず、家庭の中でも同様ですね。
また、夫婦間やその両親の間でも、意見の対立が起きるテーマでもありますから、難しい取り組みでもありますね。
スーパーマーケットで、その様なことが起きたなら、その場から連れ出して、感情的にならず冷静に対応することが必要です。
成功体験は、お手伝いや楽しめることの中で、積み重ねるとより良い人生が広がっていきますね。
とにかく、間違った成功体験は、不幸への早道のようですね。
参考書籍『オンリーワンの花を咲かせる子育て 松永正訓著』