永遠の幸福マインドで今ココを生きる diary

肉体的せかいのおわりを乗りこえる方法 幸福を科学ではなく実感するチャレンジ イエスをメシアと信じることから始まる平安体験の探求と気づきメモ by Davi Blackstone

何を遺すと評価されるのか? 後藤新平

『よく聞け、
 金を残して死ぬ者は下だ。仕事を残して死ぬ者は中だ。人を残して死ぬ者は上だ。
 よく覚えておけ。 後藤新平

人間は、いつか肉体的生命を終えて、肉体を離れるときが訪れます。

その時に向けての教訓に満ちたフレーズです。

「金」「仕事」「人」と分類されているのでイメージしやすいですね。

遺族からすれば、財産を残してくれるのは有難い部分もあります。それでも評価は下です。

また、家業として仕事を残してくれるのも有難い話ですね。これでも評価は中です。

でも、本当に評価されるのは、「人を残して死ぬ者は上だ。」と記されているのは、非常に興味深いです。

人を育てることは、できるようでナカナカ骨が折れるものですね。

日本には、徒弟制度や一子相伝など、技術やノウハウを伝える方法があります。

その内容には、物作りのノウハウだけではなく、心構えなど、人格に関することも含まれているのだそうです。

最近は、何でもマニュアル化したり、プログラミングしたりして、できあがりの姿や形、また、味なども、差がわからない程度の製品が多く作り出されるようになりました。

でも、どこか温かみのようなニュアンスが失われているようにも感じます。

この要素こそ、「人」ということになるのかも知れませんね。

AI全盛になる近未来に、人間の強みを発揮できるようになるのでしょうか?