コワいと感じるのは、身体を守ろうと考える防衛本能のなせるワザなのですが、必要以上に恐怖を感じてしまうこともあります。
トラウマなどとも表現される恐怖を感じる体験だったりとか、重要なコトを分からせようとした教育的なアプローチが、結果的にほとんど恐怖だけ植え付けてしまったなどの残念な例もあります。最近、トラウマなんてないのだとも言われるようにもなりましたが、ショッキングなほどの初体験は、鮮明に残りますから、トラウマと言わなくても、その後の判断に影響を与え続けるコトになるのだろうと考えています。
人生の中で、危険を回避するために、有効な手段を備えて、考えておく必要はあります。
しかし、自分を防衛するための最適化も考えておく必要もありますね。
感染症の流行の中で「正しく恐れましょう」などと言われました。
それは、恐怖に感じるモノゴトの正体を知ることも大切です。それが分からないと、ただ、コワいからと、ひたすら閉じこもって、一歩も外に出られなくなります。このスパイラルループに入り込んでしまうと、真綿で首を締め付けられるように、恐怖という縄で縛り付けられてしまうのですね。
そして、必要な対策をするコトで、どこかで、一線を引くことができて、感染を回避するという結果を得ることができるのでしょうね。
感染症の場合は、一番重要な要素は、「手洗い」で、「汚染の可能性がある手で、目・鼻・口を触れない」と言うことのようです。あとは、「食べ物」や「飲み物」に気をつけること。
予防措置として、「酸欠にならない」ようにすることと、「日光浴でビタミンDを確保」することなども大切なようですね。
そのような心構えで行動すれば、恐怖に支配されずに済むのでしょうね。