「三顧の礼を尽くす」は、「優秀な人を自分のもとに引き寄せること」です。よく似た言い回しとして「最大限の敬意を払って」というものもあります。
一方、「崇拝する」というのは「あがめうやまうこと。信仰すること。」です。これには、服従するというニュアンスを含んでいるように感じています。
お辞儀をする姿は、外見からは同じように見えますが、実際には「敬意」なのか「崇拝」なのかは判断できませんね。
また、解決しがたい問題の解決策が、「土下座」という事になったりします。これは、土下座の姿勢を要求されるものであって、その実のところは、土下座をする側に非を感じていなかったら「はらわたが煮えくりかえっている」可能性も高いわけですね。
礼を尽くして敬意を表するという関わりの難しさや大切さを感じずにはおれません。
せめて、失礼のないお付き合いをしたいものです。