どこかで『自己という牢獄』というフレーズを連想させるシチュエーションに出会ったように感じて、慌ててメモをとったのですが、どこのどの情景なのか思い出せません。
でも、自分という存在は、ゆるやかな自他境界線があり、そこには自己防衛のための鎧(よろい)が存在します。
自己防衛のあたりに通気性が著しく悪くなることがあれば、カビが発生したり、湿りっけに因る疼きが出たりしますね。
「自分の殻(から)に閉じこもる」というフレーズもありますが、そのような状態になると、牢獄化してしまう懸念もありますよね。
どのように通気を確保していくのか、どのように自己防衛をするのかを検討する必要性があるのではないでしょうか?
「自己を守る」と言うことと「自己を閉じ込める」という似ている現象を前にして、どのような選択肢があるのでしょうね。