『他者を愛することによってのみ、自己中心性から解放される アドラー』
心理学者のアドラーは、「共同体感覚」という考え方を提示しています。
もちろん、この前提条件としての「自立」は不可欠です。
自立をした一人の大人として、自己中心性から解放されると、人生がより豊かになるということですね。
人が、生きていることが、そのまま他者貢献になるとも言われますからね。
第一に、自立した一人の大人として「私」を生きることですね。
そして、「アイメッセージ(I message)」を発信することですね。
「私は、○○したい」「私は、○○だと思う」「私は、○○だとうれしい」などですね。
第二に、「私たち」へのチャレンジです。主語を「私」から「私たち」に変えた表現です。
共同体感覚は、共有している何かを合意しているという意味合いも感じますから、「私たちは○○」という発信に切り替わるのですね。
形成された合意からはみ出さずに、発信できるところに重要な要素があるのですね。