武神館の宗家である初見 氏は、1931年生まれの高齢ながら、今も現役でご活躍中です。
「指導するワザは体術であり、実践と日々の鍛錬が生きるための運をたぐり寄せる。」と説明されます。
世界50か国に道場が存在し、多くの門下生がいる。武神館の武術は実戦的な事で有名であり、門人には世界各国の軍人や警察関係者も多い。
多くの人は、相手との間合い、接点やテクニックなど、必殺技を求める傾向が強いようですが、どうやら違うようです。
究極的には、「相手を包むように対峙する」のだそうです。
実際の稽古動画を見ていても、ほとんど相手に触れること無く、戦意を喪失させるような印象を持ちました。
技術を越えた何か?
それを得るために日々の鍛錬に励んで来られたのだろうと拝察しました。