アダムとエバの子で、カインは兄でファーマー、弟アベルは羊飼いでした。
創造主である神に供え物をする習慣はこの時にもあってようですね。
カインはファーマーですから農作物を、アベルは羊の初子と肥えたものを捧げました。
理由は書かれてありませんが、アベルが捧げた羊は神に受け容れられました。
しかし、カインの捧げた農作物は受け容れられなかったのです。
これに対して、カインは怒り、ふてくされて顔を下に向けたのです。
神は、カインに正しければ、顔を上げれるはずと指摘します。
後に、幕屋や神殿での捧げ物は、傷がない規定された動物を用意する事になるのですが、この時代にも、何かのお達しがあったのかも知れませんね。
そして、人類史上、初めての殺人が行われたのです。
カインが、アベルを殺した。(創世記4:1-16)