マイルス・デービスは、アメリカのジャズトランペット奏者で、時代に応じて様々な音楽性を見せ、ジャズ界を牽引したとして、あまりにも有名です。
その彼は、「ピアノ奏者が間違えてしまったコードにノル」ということまで自然とやってのけていたそうです。
プロの世界ですから、奏者は間違えたりしたら、いつメンバーから外されても文句は言えません。でも、叱責するどころが、間違いを楽しむことができたというのは、器の大きさを感じます。
その様子を目撃した人が『間違いをありにする』なんて、コメントをしたのでしょう。
お笑いの世界でいうと、「ノリ突っ込み」でしょうか?
でも、間違いを指摘しないのですから「ノリノリ」ってことなのでしょうね。
「ユーモアに救われる」というのは、そういう懐の深さも大切なことかもしれませんね。