映画やドラマなどで、ラブシーンを表現するとしたら、どのようなシーンでしょうか?
抱擁するシーンでしょうか?
それとも、キスシーンでしょうか?
見ている人が、肉体的に愛のぬくもりを感じられる描き方をするのは、作品をつくる人たちの悩みどころでしょうね。
『経験は、愛とは互いに見つめ合うことではなく、ともに同じ方向を見つめることだと教えてくれる by サン・テグジュペリ(「人間の土地」)』
愛をイメージすることのリフレーミングをしてみます。
人は他人場合、出会いがあり、ぬくもりを感じて、距離を縮めて、愛を深めて行くという順序をたどります。
家族の場合、生まれた時からそばにいて、DNAを共有しています。
スキンシップは、愛情の確認の一つの方法に過ぎないのですね。
人生を共に生き抜いていくのが、究極の愛ならば、互いに見つめ合うよりも、共有できる目標を見る必要があるという事なのでしょうか?
サン・テグジュペリは、パイロットでもあったので、サハラ砂漠で孤立した経験があったようで、その経験を元に紡がれたコトバのようです。