永遠の幸福マインドで今ココを生きる diary

肉体的せかいのおわりを乗りこえる方法 幸福を科学ではなく実感するチャレンジ イエスをメシアと信じることから始まる平安体験の探求と気づきメモ by Davi Blackstone

ドン・キホーテの従者サンチョ

ドン・キホーテというお話をご存じですか?

騎士になることに憧れたアロンソ・キハーノがドン・キホーテ・デ・ラマンチャと名乗り、近所の農民のサンチョ・パンサを島の領主にしてやるとだましてお供させ、冒険の旅に出るのです。

ドン・キホーテが乗る馬は"ロシナンテ"、サンチョが乗るのは"灰色のロバ"。

サンチョは、優しい性格のようで、「ただの"ロバ"だなんて呼びたくないので"灰色のロバ"と呼ぶことにしてますだ」と言ったりします。

ドン・キホーテは、荒唐無稽なチャレンジをしながら、ある公爵夫人とであい、その縁で、サンチョに約束していた約束を果たすのです。

そして、サンチョに島の領主の心得を「天に感謝し、神を敬い。己を知れ。」と説くのです。

サンチョは、一時、領主として楽しい時を過ごしますが、やがて、その時も終焉を迎えます。

そこに、待っていたのは"灰色のロバ"、サンチョはロバを抱きしめ、その額に口づけし、目に涙を浮かべながら「もっとこっちにおいで、おらと苦しみを分かち合った友よ。お前と一緒にいたとき、おらはいつも幸せだった。…」

そして、「…おらも島の領主だった頃は楽しかったけれど、今、悲しくなんかねえ」とも表現しています。

農民も従者も領主も体験したサンチョですが、苦楽を共にした"灰色のロバ"と一緒にいる時が一番だったと感じているようです。

滑稽であったり、ひょうきんであったり、平均的な振る舞いからは、かけ離れているので好奇の目で見られますが、結構、わが身に当てはめてみると思い当たることもあったりして、身につまされますね。

自分にとって、身近にある大切なコトにフォーカスしていきたいですね。