永遠の幸福マインドで今ココを生きる diary

肉体的せかいのおわりを乗りこえる方法 幸福を科学ではなく実感するチャレンジ イエスをメシアと信じることから始まる平安体験の探求と気づきメモ by Davi Blackstone

祈る手 デューラー

ドイツの画家にデューラーがいます。
代表作は、「自画像」「野うさぎ」「アダムとエヴァ」「祈る手」などがあるそうです。

ファイル:Praying Hands - Albrecht Durer.png - Wikipedia

生の感動伝えるデューラーより
デューラーの父は、彼が生まれる16年前にハンガリーからニュールンベルクの 近郊に移住してきた鍛冶屋だったが、18人もの子沢山だったため、 鍛冶仕事や雑用程度の手間賃稼ぎに追われて、 生計を建ててゆくのが困難だったとされる。
鍛冶屋のアルブレヒトアルバートの息子2人がある日相談して、 コイントスに勝った方がニュールンベルクの町にゆきアカデミーで絵画の勉強をし、 負けた方が4年間炭坑で働き学資を稼ぐ。そして4年経った後には、 絵で生計を立てるようになった方が、最初働いていた兄弟の絵の勉強の学資を出す。 こんな約束だった。

この賭けにアルブレヒトは勝ったので、ニュールンベルクに赴き絵の勉強をしたところ、忽ち頭角を現し、卒業間際にはそのエッチング木版画は師をも師をも凌ぐ出来栄えと、世間で評判になったという。
約束の時が過ぎ、画家としての名声を得てアルブレヒトが故郷の我が家に帰ってきて、 一家中で彼の新しい成功を祝って祝宴を行うことが出来た。宴席の終わりにアルブレヒトアルバートに向かって、「今度は君の番だよ。アルバートよ、ニュールンベルクで 絵の勉強を始めて、君の夢を適えてくれたまえ。」と言った。
テーブルの反対側に座っていたアルバートが、涙乍らに言った答えたは、 次のようだった。「だめだめ。もう僕はニュールンベルクなんかへは行けないよ。 僕にはもう遅すぎるんだ。4年間で僕の手はすっかり駄目になってしまった。 ご覧。両手の指はどれもが、何回か潰れてしまったよ。乾杯の返杯すらできないでいる。 この指では、もう筆やブラシをもって微妙なラインなんかを描くことはできなくなって しまったんだ。」

 

Jomonjin_Durer

 

という逸話があり、ならばハンスのその手を描かせてくれないかと誕生したのが「祈る手」だという話があります。

後にハンスもアーティストとして名を残しているとも言われている。

美しい兄弟愛として取り上げられる話ですね。

語る人が何を伝えたいか、聴く人が何を聴き取るのかによって伝わるものが変わってくるのでしょうね。